このたびの高市早苗内閣総理大臣のご就任、心よりお祝い申し上げます。
日本が内外ともに大きな転換期を迎える中で、国家の舵を託される新たな指導者の誕生に、
国民の一人として、また政治を志す者として、深い期待とともに静かな決意を新たにいたしております。

国際社会は今、価値観の対立と覇権の衝突が加速し、我が国を取り巻く安全保障環境はかつてない厳しさを増しています。
経済、エネルギー、技術、情報――どの分野を取っても、もはや「安全保障」と無縁ではありません。
こうした現実に真摯に向き合い、日本が主体的に進路を選び取るためには、明確な国家観と胆力ある政治判断が求められます。
高市総理がこれまで一貫して示してこられた「国家の独立と誇りを守る政治」の姿勢に、私は強い共感を覚えております。

同時に、地方こそが日本の土台であることも忘れてはなりません。
地域経済の再生、雇用の確保、教育・防災・インフラなど、暮らしを支える政策の着実な推進こそが、国家の安定と繁栄の礎です。
国の方向性と地方の努力がかみ合ってこそ、真の国力が生まれます。
私も引き続き、地域社会の現場に身を置きながら、日本全体の発展に寄与できるよう力を尽くしてまいります。

政治とは、誰かが語る理想ではなく、国民一人ひとりの生活と未来を守る責任の連続です。
時に厳しい決断が求められる中で、それでも「日本を想う心」を原点に、国も地方も共に歩む道を探っていくことが大切だと考えております。

高市内閣のもとで、日本が再び誇りある強い国として立ち上がることを願い、
私自身も微力ながら、その一翼を担えるよう努力を重ねてまいります。

令和七年十月吉日
雨龍会代表 平野雨龍